陸軍中佐で関東軍参謀。終戦の詔に対し、参謀総長の命令書が出されていない以上武装解除に応じる必要がないと解す関東軍部隊の説得に努めた。日ソ中立条約を犯して侵攻してきたソ連軍に拘置され、重労働の刑を宣告されシベリアに送られる。帰国後参謀としての経歴を買われ商社に入社し辣腕を振るうことになる。